アホおやぢの「WSET Diploma の作り方」

何かの間違いで数年前に Diploma を取得しました。今は Candidate でもないのに Diploma について語ります。

2021-02-01から1ヶ月間の記事一覧

D5(Fortified Wines)Theory

D5(Fortified) の試験は90分間の試験時間に、Tasting 3アイテムと Theory 3~4問(一部小問に分かれているものもあり)を解くというものです。 仮に Theory が Fail であっても、Tasting でそれなりの点数をとれていれば平均点合格での Pass を取ることができ…

D5(Fortified Wines)Tasting

ここでは、D5(Fortified)の Tasting についてみていきましょう。 まず、この Fortified Wines ですが、好き嫌いがはっきり分かれます。それも 好き2:嫌い8 くらいではないでしょうか?(旧カリキュラムでは 究極の嫌われ者 Spirits というのがありまし…

D4 (Sparkling Wines) Theory

D4(Sparkling) の試験は90分間の試験時間に、Tasting 3アイテムと Theory 3問(一部小問に分かれているものもあり)を解くというものです。 仮に Theory が Fail であっても、Tasting でそれなりの点数をとれていれば平均点合格での Pass を取ることができま…

D4(Sparkling Wines)Tasting

それでは、D4 と D5 の Tasting と Theory について細かく見ていきましょう。 今回は、D4(Sparkling Wines) の Tasting です。 何はともあれ 中村 阿弥陀如来におすがりし、直前対策講座は必ず出席しましょう! では D4 の Tasting についてみていきましょ…

D4(Sparkling Wines)+D5(Fortified Wines)概論

今回は、D1、D2 の受験後多くの人が受験すると思われる D4(旧 Unit5)(Sparkling Wines)(5% Weighting) D5(旧 Unit6)(Fortified Wines)(5% Weighting) について概略を説明します。 この Unit の試験のパターンは、試験時間90分の間に 3つのワイ…

D1、D2 連続 Fail を喰らった人へ

聞いた話では D1、D2 で連続して Fail を喰らう人も結構いるそうです。 D1 の Fail の原因は以前にも書いた通り、 1.eBook が200ページ近くあり、しかも専門用語のオンパレードなので消化しきれない。(特に Level3 を日本語受験した人) 2.過去問・ER …

D2(Wine Business)

D2(Wine Business)は、D1の次に受験する科目で、D1 と D2 で ワインを作って売るという一連の流れを習得し、 D3(Wine of the World = スティルワイン) D4(Sparkling Wine) D5(Fortified Wine) D6(Independent Research Assignment) の細かいワイ…

D1(Wine Production)

D1(Wine Production)は栽培・醸造・熟成などについての記述式試験で、全ての Diploma 修行者が必ず一番最初に受験しなければならない科目です。 Diploma のコースの申し込み締め切りから3カ月ほど経ってから試験があるのですが、その間は まだ修行者の知…

Tutorial

Diploma Program には オリエンテーションともいうべき Tutorial というものがあります。毎年2回 3月と9月に Caplan で開催されます。 Level3 英語版の授業でお世話になった方も多いであろうエットレ講師が全て英語でお話しされます。エットレ講師の英語はわ…

Enquiry と Feedback

このブログの読者は Level3 は受験されていると思われますので ご存じかとは思いますが、WSET には Euquiry と Feedback というシステムがあります。 Enquiry というのは 答案の再採点をしてもらうこと、Feedback というのは文字通り 答案に対するフィードバ…

Examiners’ Report(ER) と 試験の採点法

Examiners' Report(ER) Examiners' Report は カリキュラム改正前は WSET 本部の Examiners(= 採点者)が、1年に一度 毎年12月ごろに発行していたものです。 問題の解説、いい答案・悪い答案の例などが豊富に掲載されており、受験対策をする際には必須の…

Tasting 問題の取り組み方

Diploma はとにかく Tasting 能力を磨くこと、これにつきます。 Theory は D1~D6 までの全 Unit に課される(D1、D2、D6 は Theory しかない)のに対し、Tasting は以下の3つの Unit にしかありません。 D3(Wines of the world):スティルワイン D4(Spar…

とにかく Tasting 能力を磨くこと そのための阿弥陀如来信仰

Diploma は Theory、それも D3 のそれがとにかく難しく、Tasting はそれほど難しくないという声を聞くことがあります。実際その通りで、Conclusion がうまく書けなくても ANP がちゃんと拾えていれば、最悪でも Pass を取ることは容易です。言い換えると、Le…

Candidate Assessment Guide (CAG)Part2: Tasting

WSET Diploma in Wines Guide to Tasting Examinations を読んだら Candidate Assessment Guide(CAG)を読みましょう。 これは は旧カリキュラムの試験について書かれたものなので、新カリキュラムの Canvas にはありません。CAG は Part1: Thoery、Part2: …

WSET Diploma in Wines Guide to Tasting Examinations

オーストリアの APP である Austrian Wein Academie の HP に WSET が発行している WSET Diploma in Wines Guide to Tasting Examinations というもののリンクが張り付けられています。 https://www.weinakademie.at/diploma_course_materials.php これはや…

Theory 問題の取り組み方

Theory Guidelines と CAG の説明が済んだところで、Theory 問題の取り組み方をまとめてみました。 CAG の8ページにある問題を例にとって説明してみます。 Explain how grape growing and winemaking determine the style of the following wines: a) Beaujo…