アホおやぢの「WSET Diploma の作り方」

何かの間違いで数年前に Diploma を取得しました。今は Candidate でもないのに Diploma について語ります。

D1、D2 連続 Fail を喰らった人へ

聞いた話では D1、D2 で連続して Fail を喰らう人も結構いるそうです。
 
D1 の Fail の原因は以前にも書いた通り、
1.eBook が200ページ近くあり、しかも専門用語のオンパレードなので消化しきれない。(特に Level3 を日本語受験した人)
2.過去問・ER がないのでどんな問題が出るか想像できない。
3.実は Online の課題は試験対策に全く役に立たないらしいのに、真剣に向き合って結果的に時間を浪費してしまう。
4.(全員がそうとは限りませんが)スタディグループのメンバーがおらず、ひとりで勉強せざるを得ない。
などが考えられます。
 
ただし、D2 の Fail は事情が違います。
1.eBook は 100ページほどで、内容も専門用語は少なくわかりやすい。
2.ER がある。過去問はないが、ERから想像できる。
3.D1 で懲りて Online の課題はやっていない(だろう)。
4.Tutorial も終わりスタディグループのメンバーとの勉強会も可能である。
という具合に、D1 のケースの裏返しで、私の知っている人に聞く限りでは かなり Pass を取りやすいそうです。
 
それでも D1、D2 連続 Fail の人は少なからずいるそうですが、これに当てはまる人は潔く殉教者になることをお薦めします。ここで足踏みしているようでは、D3 Theory は まず Pass しないでしょう。
 
殉教者となったとしても、以前のエントリーで書いた中村紀子 阿弥陀如来 Tasting 直前対策講座は必ず受講してください!Tasting Comment の書き方の いろはの「い」を学ぶことができ、ワインの品質評価の仕方なども垣間見ることができます。初期投資の 40万円は WSET へのお布施とあきらめて、せめて ワインの品質評価の仕方だけでも身につけて殉教してください。