D3(Wines of the World)Theory 概論
D3 Theory について説明致します。
まずお伝えしたいことがあります。
アホおやぢは 旧Unit3 Theory で Pass をもらうまで4回 Fail をもらいました。つまり5回目でようやく合格したわけです。
今回からの D3 Theory についてのエントリーは、
そんなアホが書いていることを頭に入れたうえでお読みください。
★★★
今回のエントリーは、試験の概略を簡単に述べたものです。
D3 は 5月と10月の2回受験の機会があります。試験の概要は以下の通りです。
試験時間は、
午前パート 11:00~13:00 (2時間)
4問中 3問選択(Old World 主体のようです)
午後パート 14:00~15:20 (1時間20分)
3問中 2問選択(New World 主体のようです)
となっています。
次に合格率を見ていきましょう。
WSET では、55% をとれば必ず合格します。
問題の難易度は年によってかなりばらつきがあるため、合格率も試験毎にかなりぶれます。この傾向は他の Unit でもそうですが、D3(旧 Unit3) Theory では特に顕著です。
アホおやぢが初めて Unit3 を受験したのは2015年1月だったので、それ以降の全世界の合格率を書いたのが以下のものです。
2015年1月 27%
2015年6月 32%
--------------- ← (問題易化)
2016年1月 52%
2016年6月 45%
2017年1月 34%
2017年6月 45%
2018年1月 41%
2018年6月 40%
2019年1月 34%
2019年6月 41%
--------------- ← (カリキュラム変更)
2019年10月 42%
2020年10月 未発表
2021年1月 未発表
2021年5月 未発表
(どうでもいいことですが、青字はアホおやぢが受験した時を表しています)
と数字の上でも明らかに2016年1月を境に合格率が上昇しているのがわかります。
では何をもって「簡単」というのか、ということですが、過去の Examiners' Report(ER)を見ればわかる通り、2015年6月まではかなり色々なことについて
出題されていたのに対し、2016年1月からは、主に 6 Factors + 1 と、それが style、quality、price(= SQP)に与える影響について訊かれることが多くなり、特にここ最近はその傾向が顕著なのです。
細かいことは 次、および次の次のエントリー
”D3(Wines of the World)出題傾向”
”D3(Wines of the World)日本人合格率”
に譲ります。
今回はこれまでです。